三月 03

RBMA WORKSHOP SESSION FEAT. SHING02 (札幌) レポート

日本が誇るヒップホップの革命児、SHING02を迎えてのレクチャー&イベントを開催

まだ雪が残る札幌の地、会場はカフェ/ラウンジ「PROVO」にて、独特の世界観をもつサウンドと深く繊細な詩世界で数々の名曲を生み出すMC/プロデューサー、SHING02を迎えてのレクチャーとイベントが開催されました。

 

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前半のレクチャーでは音楽ジャーナリスト原氏の進行のもと、3/18まで応募受付をしているRBMA TOKYOの説明が行われると、漢字「無」と「色」をモチーフにしたマスコットとともにSHING02が登場。自身がデザインして作ったというマスコットをカウチに並べ、インターネットやデジタルの環境に埋もれている現在、手を使い、頭を使って行うものづくりの大切さを語るところからレクチャーがスタートしました。

 

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会場には音楽制作やデザインに携わるミュージシャンやデザイナー等が多く集まり、彼らにとってとても刺激となるレクチャー内容となりました。

 

アメリカに25年間住んだ後、昨年暮れよりハワイへと拠点を移したSHING02は、自分を新しい環境におくことで新しい出会い、旅に繋がると語ります。自分が選べるオプションがあるうちは広げ続けること、自分の個性、価値を分かることが自信になるのだ、と。また長く海外に身を置くアジア人、日本人としての独自の考え方や故Nujabes氏とコラボレーション秘話、リリック制作におけるインスピレーション等に至るまで展開しました。

 

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SHING02として独自のスタイルを確立し、国内外でキャリアを積む彼が意外にも「別に変わったことをやろうとしているのではない」と語ります。自身も過去にサンプリングとは?音とは?音楽のジャンルとは?と神経質に悩んだことがあり、ある日見た夢をきっかけに目の前が開け、それ以降「何も難しく考え過ぎることがなくなった」という、ミュージシャンとしての苦悩だけではなく、それをどう捉えて克服していくのかという貴重なエピソードも。一方で努力することはとても大切であり、ひたすら考えた末に何かが思いつくと信じてやり続けるしかない、と参加者たちを励ましました。

 

インスレピーションはいろんなとこに転がっている。それを同じ鍋の中で煮詰めてしまうのではなく、新しい発想で試すことで何かが生まれる土壌ができる。表現とは問いかけであるべき、遊び心も忘れず、生身の部分が無駄なことをしている時にこそ良いアイデアも浮かぶもの。

 

2012年に仙台にて開催されたRBMA BASS CAMP。会場では、参加者に混じり持参のスケートボードで自由に行き来するSHING02の姿がありました。今回のレクチャーはまさに自由を追求する彼のライフスタイルが感じられるレクチャーとなりました。

後半のイベントでは地元の熱狂的なファンも押し寄せ、懐かしい楽曲に「高校の時毎日聞いていた」との声も。ジャンルや世代、人種も超えて表現できるカリスマ性溢れるライブとなりました。

 

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また地元からは、個性的でハイクオリティなミュージシャンたちもパフォーマンスを披露。アカデミーから世界へと羽ばたく若き才能溢れる日本人音楽家たちの将来を感じずにはいられない夜となりました。

 

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イベント詳細:
http://www.redbullmusicacademy.jp/jp/events/rbma-workshop-session-feat-shing02/