四月 30

RED BULL MUSIC ACADEMY STAGE @ RAINBOW DISCO CLUB 2014 レポート

Rainbow Disco Club 2014にRed Bull Music Academy Stageが登場

By Hisashi Murakami

 

4月29日(火・祝)東京・晴海客船ターミナルにて開催された「Rainbow Disco Club 2014」にレッドブル・ミュージック・アカデミーのキュレートする「Red Bull Music Academy Stage」が初登場。国内外のアカデミー卒業生を始めとするアーティストが腕を披露したほか、直前まで極秘にされていた”海外からの大物シークレットゲスト”も参加。ゴールデン・ウィークの休日を、クリエイティヴでインスピレーショナルなダンスイベントで大いに盛り上げてくれた。

 

快晴とはいかないまでも、なんとか雨に降られることなく初夏気分を味わえたこの日。東京湾を臨んで屋外に設置された「Rainbow Disco Club Stage」には、シンガー、コーラスなどを率いてエンターテインメントなショーを展開したMoodymann、オシャレなセンスで飛ばしまくったPrins Thomasらが登場。大音響で開放感溢れるダンス・ミュージックで魅了してくれた。一方、「Red Bull Music Academy Stage」は屋内だけに、じっくり音楽と向き合える環境で、DJブースの目の前には、クリエイターたちの手元に釘付けという人も多かった。

 
デトロイト・ハウスに影響されたという一番手の日本人アーティストKez YMは、時折アナログ盤を引っ張り出しながら、ソウル/ファンク/ディスコなどを取り入れたラウンジ寄りのハウスを展開。同じく日本人アーティストのHiroaki OBAは自身のトラックをその場で分解しながら、しなやかに再構築。初来日となったSan Sodaは一貫して爽やかで小気味好いプレイを聴かせつつ、終盤にはディスコ・クラシックで大いに会場を湧かせた。札幌を拠点としつつ国際的に活動するKuniyukiは、その場で演奏した縦笛やオーディエンスの歓声を用いて曲を構築する即興ライヴを披露。また「シークレット・ゲスト」と謳われたDJ Kozeは、ほのぼのとした牧歌的なセットで、ピースフルにステージを締め括った。この日の出演者のうち、Kez YM、Hiroaki OBA、San Sodaの3者は、ともに世界各地で開催されたアカデミーの卒業生。こういった晴れの舞台で活動を繰り広げる彼らに続いて、今年はどんな才能が頭角を顕すのか。この秋、日本に初上陸するレッドブル・ミュージック・アカデミーがますます楽しみになってきた。