七月 01

RBMA 2016 Montreal:Participants Part 2

Red Bull Music Academy 2016 Montrealの参加者を紹介(Part 2/4)

By Red Bull Music Academy

 

2016年9月24日から10月28日まで開催されるRed Bull Music Academy Montrealには世界各国から選ばれた70人のアーティストが参加する。アーティストたちはPhi Centreで音楽業界の様々な分野の第一人者たちと共にワークショップやレクチャー、スタジオセッションを消化しながら、モントリオールが誇るトップヴェニューでパフォーマンスを披露する。

 

今回の参加者発表に合わせて、Brad Beatsonが各アーティストのイラストとバイオグラフィーを用意したので、才能ある彼らの横顔を知る参考にしてもらいたい。各アーティストの詳細は追って紹介していく予定だ。

 

Red Bull Music Academy 2016 Montrealには2015 ParisのTerm Twoに参加する予定だった30人のアーティストが含まれている。今年はその30人にモントリオールのために選ばれた40人のアーティストを加えたため、例年の60人よりも10人多い70人が参加することになる。今回はPart 2としてその中の20人を紹介する(順不同)。

 

17:Crystal / Sparrows

https://soundcloud.com/ccccccrystalllllllll

 

13歳の時にティッシュ箱と輪ゴムを使って楽器を製作し、その “ギター” の即興演奏のループをレコーディングした三宅亮太。その後、そのテープレコーディングへの情熱はエクスペリメンタルポップの世界への情熱へとシフトしており、Crystalのメンバーとして、Warpの初期作品群やSEGAの名作『Out Run』のサウンドトラック、そしてThe Beatlesの甘美なメロディなどからの影響を取り入れた音楽を生み出している(2014年にはHyperdub所属のIkonikaとのコラボレーショントラック「Dream Incubation」をSound Pellegrinoからリリースしている)。一方、ソロ名義であるSparrowsではよりリラックスしたプライベートな作風に挑んでおり、フォークやアンビエントの要素を取り入れながら、アヴァンギャルドで雑食なシンセポップを生み出している。

 

18:Chloe Martini

https://soundcloud.com/chloexmartini

 

Chloe MartiniことAnna Zmijewskaが音楽を作りたいと最初に気付いたのは、YouTubeで坂本龍一の映像に出会った15歳の時だった。それから7年後、オンラインのチュートリアルを通じて独学で音楽を学んだ彼女は音楽の道を進むべく大学を中退すると、ヨーロッパとアジアをツアーで回りながら、オーケストラ用の映画音楽を作曲し、更にはAtlantic、Columbia、Universalなどのメジャーレーベルへリミックスの提供も行ってきた。2013年以降は、Chloe Martini名義でRoche Musique、Mellow Orange、Take Care UKから1980年代に影響を受けたスムースなR&Bと重厚なソウルのリズム、そして切れのある美しいポップメロディを組み合わせた音楽をリリースしている。

 

19:LOA

https://soundcloud.com/loabeats

 

Dominik Urbaez Gomezの音楽のルーツはSystem of a Downのセカンドアルバム『Toxicity』まで遡ることができる。今こそメタルバンドのヴォーカルの咆哮やギターの速弾きの影響は見受けられないが、ポーランド出身の彼のLOA名義におけるすべての作品のプログラミングにはパーカッシブな力強さが感じられる。その熱の籠もったサウンドが聴けるのはテクニックと力強さが備わったドラムパターンだけではなく、シンセパッチにも感じられる。深く染みこむようなサウンドが次の瞬間に激しく変化させるそのアレンジ能力によって、彼の楽曲は高音が強調されたスピーディなトラップから軽やかな世界基準のエレクトロニカ・クラブミュージックまで変化していく。

 

20:River Tiber

https://soundcloud.com/rivertiber

 

シンガー/ビートメイカーのTommy Paxton-BeesleyによるRiver Tiberは、本人のR&Bとヒップホップへの愛を恐れることなくユニークな音楽へとプッシュしている。River Tiberは自分の声のピッチをMariah Careyのような高さまで変化させたり、自分の声を重ねてゴーストのようなコーラスを生み出したりしながら、JodeciとFlying Lotusの間を埋めるようなソウルを作り出している。活動初期の頃から、同じトロント出身でジャズファンクの破壊に挑んでいるBadBadNotGoodなどと密接に関わっており(River Tiberは2014年のアルバム『III』と2015年のGhostfaceとのコラボレーションアルバム『Sour Soul』に参加している)、また、2013年にリリースされた自身の「The Star Falls」EPなどの初期作品群からは、R&Bとベースミュージックの組み合わせ方がいかにオリジナルなのかが伝わってくる。2015年は本人にとって躍進の年となり、Pusha TとKaytranadaとのコラボレーションをはじめ、Drakeの『If You’re Reading This It’s Too Late』にも参加しており、更に2016年6月にはデビューアルバム『Indigo』もリリースした。

 

21:Angus Tarnawsky

https://soundcloud.com/angustarnawsky

 

オーストラリアに生まれバンクーバーで育ち、ここ5年はニューヨークを拠点に活動しているAngus Tarnawskyの音楽性はその出自と同じく多様性に満ちている。元々ドラマーである彼は、世界中の数多くのバンドにセッションミュージシャンとして参加した経験を持ち、ハードコアとポストパンクを静かな怒りと組み合わせたFlowers of Evil名義のデビューアルバムでは、プロデュースとレコーディング、ドラムを担当した。しかし、最近はソロとして方向性が完全に異なる音楽に取り組んでおり、不穏な不協和音とミニマルだがワイドな音像が特徴の、微妙なニュアンスとニヒルさが感じられるインストゥルメンタル作品を生み出している。そのAngus Tarnawsky名義では、自分でレコーディングした生ドラムの演奏をエレクトロニックな形に処理しており、人工的な音楽と有機的な音楽の境界線をぼやかしながら、デリケートな音楽と終末感のある歪んだ音楽の間を行き来している。

 

22:Marie Davidson

https://mariedavidson.bandcamp.com/

 

幼少時にクラシックのヴァイオリンを学んだMarie Davidsonは、その後アナログなエレクトロニック・ミュージックにのめり込み、学校を中退すると本格的にその道を歩み始めた。かつてはモントリオールを拠点にいくつかのバンドを掛け持ちしていたDavidsonが展開するソロワークは、テキサス州オースティンのHolodeck Recordsなど様々なインディーレーベルからリリースされており、また彼女はEssaie PasのメンバーとしてDFA Recordsからもリリースしている。シンセサイザー、ドラムマシン、シーケンサー、ポータブルレコーダー、コンパクトエフェクターを駆使するDavidsonは、テクノ、イタロディスコ、シンセポップ、ハウスなどを組み合わせた音楽を生み出しており、Georgio MoroderやEduard Artemyevの未発表セッションのような雰囲気を携えている。フランス語と英語を併用するユニークでヒプノティックなヴォーカルも披露する彼女のアトモスフェリックなサウンドスケープは、瞑想的でありながらも動的で、人生の重要な選択を促すようなエレクトロニック・ミュージックになっている。

 

23:Casey MQ

https://soundcloud.com/unbuttonedmusic

 

トロント出身のピアニスト/ヴォーカリスト/ギタリストのCasey MQことCasey Manierka-Qualieは、メランコリックなソウル、ネオオーケストラ的な音楽、グルーヴ重視のエレクトロニック・ポップ、悲しみとドラマを打ち出すピアノバラードの間を自由に行き来している。Casey MQはソロワーク以外ではトロントを拠点にするバンドUnbuttonedのメンバーとしても活動している他、Canadian Film Centerのソングライター・イン・レジデンスとして数々の映画音楽を手がけてきた経験も持つ。正式な音楽教育を受けたピアニストである彼は、8歳から作曲を手がけており、最近の作品ではその基礎能力を成長させながら、自分と他人のためのプロデュースを手がけている。

 

24:Sayge

https://soundcloud.com/officialsayge

 

複数の名義を使い分けるメリットは音楽の多様性にあることをSaygeことMarcel Mendezは誰よりも知っている。Sayge名義で作品を発表する前は、カナダ・オンタリオを拠点とするプロデューサー/ヴォーカリスト/マルチインストゥルメンタリスト(ジャズベース、ドラム、ピアノ、ギター)として、Astral、Sage’s Space Trio、Little Ghost名義でリリースを重ねていた。Astral名義では今も増え続ける自身の膨大なレコードコレクションからサンプルを抜き出した、温かみのある横揺れのインストゥルメンタル作品を制作しており、その作風はMadlibやKnxwledgeなどのビートメイカーたちにフィットする。また、Sage’s Space Trio名義では複数の楽器を器用に使い分け、ピアニストの父親、Jaco Pastoriusのようなジャズの偉人、そしてJ Dillaなどからの影響を組み合わせることで、ジャズを屈折させたようなユニークでハイブリッドな音楽を生み出しており、Little Ghost名義では、ダークなエレクトロニック・ミュージックとシンセポップをバックに物悲しい美声を披露している。そして、Mendezの最新の名義であるSaygeでは、モダンなR&Bと、KehlaniやThe Weekndのようなフューチャーベースから影響を受けた音楽に挑んでいる。Sayge名義の作品も過去の別名義での作品群と同じく、ユニークでエキサイティングなものになるだろう。

 

25:Malibu

https://soundcloud.com/blu174

 

メインストリームなポップとアンビエントな実験音楽に今もまだ壁が存在するのであれば、Malibuはその壁をいとも簡単に飛び越えているアーティストと言える。静かで艶やかな天使のようなコーラスのエモーショナルなパワー、風のようなシンセ、AutoTuneで処理されたヴォーカルが特徴のMalibuの楽曲(及びDJ Lostboi名義の楽曲)は意図的なノスタルジーを避けながら、異世界的で純粋な音楽を打ち出している。ティーンポップとビデオゲームのサウンドトラックを再編しながら、Brian Enoのような伝統的なアンビエントに落とし込む彼女のスタイルは、アンゴラ出身でボルドーを拠点に活動する本人のクリエイティビティの中心に据えられている。また、2016年初頭にリリースされたミックス、『The Doomed Life of a Lie』と『The Magic Key』からは本人の音楽における造詣の深さと、多種多様なジャンルにまたがる幅広い知識が感じられる。

 

26:OK Lou

https://soundcloud.com/oklou93

 

Marylou Maynielの魅力的な音楽は表面的にはソフトだが、その核となる部分は非常にハードで、どこかくすんだ音色で低空飛行をする彼女のエレクトロニカには、時としてトーキングボックス的なエフェクトが使用された催眠的でたゆたうようなヴォーカルが追加される。パリ出身の彼女のそのユニークなサウンドは、幼少時のバラエティに富んだ音楽経験に根ざしている。5歳からピアノを弾いてきた彼女は、2012年からLogicを使用したデジタルミュージックの世界に入り始めたばかりだが、最近はハーモニー、リズム、そしてクラシックな構成に頼る代わりに、それらを分解することに興味を持っている。また、DrakeやArkaと共に、Galt MacDermotやCassieを好きなアーティストに挙げる彼女はハウスやヒップホップのミックステープもリリースしている。

 

27:Drippin

https://soundcloud.com/drippin

 

DrippinことErik Spanneは、不気味なもの、セクシャルなもの、刺激的なものなどを含めたあらゆるクラブミュージックをユニークで魅力的な形で消化する才能を備えた若きビートメイカーだ。ノルウェー・ベルゲンを拠点にする彼は、空間を活かした冷たいリズムを得意としている。ニューヨークのLit City Traxからリリースされたデビューアルバム『Silver Cloak』によって、ヨーロッパをはじめとする世界各地でのフェスティバルやクラブでの出演に繋がり、ニューヨークのラッパーLe1F、シカゴのSicko Mobb、ロンドンのRiko Danなどとコラボレーションを重ねている。現在は年内にリリースされる予定の次作の制作を進めている。

 

28:RayRay

https://soundcloud.com/dj-ray-ray-2

 

RayRayことHsin-Lei Choは、台北の複数のビッグクラブでレジデントDJを務めているが、友人たちとスタジオに入り、トリッピーなヒップホップとカラフルなフューチャーベースを制作している。アジアとカナダではDJトーナメントにも出場しており、2013年にはRed Bull Thre3styleの台湾大会で優勝した。また、Skrillexとの共作経験もあり、台湾のポップスター、Kimberly ChenとJPMに楽曲提供も行っている他、2013年の中国映画『Tiny Times 2』のサウンドトラックにも楽曲提供を行っている。ヒップホップを聴いて育ち、大学生時代にはヒップホップクラブを立ち上げている彼女は、最近は自分のヒーローであるJ DillaやA Tribe Called Questのようなソウルフルなグルーヴとジャジーなハーモニーを使用したグライム/トラップ系のダンスミュージックの制作に取り組んでいる。

 

29:Oceantied

https://soundcloud.com/oceantiedmusic

 

ポストロックバンドUntil We Lastのギタリストとしての活動から離れている時のKetan Bahiratは、Oceantiedとして多種多様なエレクトロニック・ミュージックを制作している。TychoとDJ Rashad、そして幼少時に聴いていたインドのクラシックアーティストたちから影響を受けたOceantiedの音楽は、瑞々しいダウンテンポから、スピーディなフットワークまでを幅広くカバーしている。そして、ドリーミーなキーボードが、その両方が入り混じる時も多いその作品群の尖りがちな音像を和らげている。Bahiratは完全に異なる様々なジャンルを吸収・解読しながら自分のスタイルを変化させ続けているが、他のアーティストの音楽性の進化にも手を差し伸べており、地元インド・バンガロールではProducer Circleというイベントを立ち上げ、ローカルアーティストたちが集まり、リスニング・ディベート・コラボレーションなどを行える場所を提供している。

 

30:The Sine Painter

https://soundcloud.com/thesinepainter

 

インド・バンガロールを拠点にするプロデューサーJayanth RamachandraがRed Bull Music Academyに初めて応募した時は、Levon VincentやRoman Flügelのようなプロデューサーたちからの影響が感じられるドリーミーなディープハウスを打ち出しており、そこにはアイソレーション・タンクのようなピースフルな没入感があったが、大学時代にメタルバンドでギターを担当していた彼の最近の音楽は、グライムに影響を受けた実験性の強いクラブミュージックへシフトしており、ハウスとダークなベースミュージックの両方に対応できる柔軟性を示している。いずれにせよ彼の音楽には未来感覚と親しみやすさが感じられ、本人はその音楽を「エモーショナルなダンスミュージックを作り出すサイボーグ」と評している。まさにその通りだ。

 

31:Niels Broos

https://soundcloud.com/nielsbroos

 

4歳からピアノを演奏してきたNiels Broosだが、「自分の予想以上に音楽の世界は深い」ということに気付いたのは6歳の時に聴いたMiles Davisの『Kind of Blue』だった。ワイルドな長髪が特徴のオランダ人ピアニストとして活躍している彼は、自分の音楽を細かくジャンル分けせず、「グッドミュージック」というひとつの言葉の中に収めることを望んでいるが、John Coltrane、D’Angelo、Dilla、Flying Lotus、そしてRadioheadやRobert Johnsonなどの間に位置する音楽が好みだとしている。オランダ人作曲家Kytemanが率いるKyteman OrchestraやBrainfeederのJameszooのバックを務めているBroosは、ソロ名義では、ソウルフルだがポップとレフトフィールドも取り入れた独自のエレクトロニック・ジャズを追求している。

 

32:Sofie Winterson

https://soundcloud.com/sofiewinterson

 

“インディー” と “ポップ” は、ラベル付けやチャートだけのものではない時がある。心象を表現する音楽になる時もあるのだ。Sofie Wintersonのエレクトロニックなテクニックとジャンルを問わない姿勢はその事実を明確に示している。デビューアルバム『Wires』から2016年のシングル「Kids」まで、彼女の音楽はメインストリームの中によく見かけるアーティストやアイディアを巧妙に組み合わせたものだ。また、シンガーソングライターである彼女は、自分の声をその作品の中心に据えており、その声は脆弱なイメージを与える時もあるが、他のポップスターに引けを取らない力強いビート感も備わっている。

 

33:Sign Libra

https://soundcloud.com/signlibra

 

Agata MelnikovaがSign Libra名義で生み出す音楽は、自然界とそこに住む生物が大きな役割を担っている。ラトビア音楽大学で音楽学を学び、DJとしても活躍してきたラトビア出身の彼女は、近年はニューエイジとアンビエントに傾倒した音楽を制作している。2015年には首都リガに位置するラトビア国立歌劇場で上演されたコンテンポラリーバレエ(BBCのドキュメンタリー番組に影響を受けた作品)のためのEP「Closer To The Equator」を自室で制作。この作品には温かいシンセサウンドと彼女の声に動物の鳴き声のサンプルが組み込まれている。また、彼女はこのアプローチを他のジャンルに用いており、R.Kellyの「I Believe I Can Fly」のカバーも披露している。

 

34:Ghost Wavvves

https://soundcloud.com/ghostwavvves

 

André Franciscoは2013年にGhost Wavvves名義での活動をスタートさせており、これまでにポルトガルのMonster Jinxを中心に上質なビートを大量にリリースしている。ラッパーとしてキャリアをスタートさせたアーティストにとってこのレーベルは最適な環境で、ここを拠点に8ビットのパレットからスピーディなトラックを生み出し続けている。Flying Lotusと『新世紀エヴァンゲリオン』から影響を受けた彼は音楽制作を独学で学んでおり、そのテクニックとコントローラを手に握りディスプレイの前に座り続ける生活で得た瞑想的な集中力を駆使して、ビデオゲーム的なハイスピードエナジーを放出している。

 

35:UhAhUh

https://soundcloud.com/uh-ah-uh

 

ポルトガル・リスボンを拠点にするマルチインストゥルメンタリストGuilherme Tomé Ribeiroは様々な顔を持っており、バンドSALTOのメンバーとしてコスミックなスペースロックを2010年から生み出し続けている。いとこのLuis Montenegroと結成したこのグループは2012年にバンド名を冠したデビューアルバムをリリースし、2016年にはセカンドアルバム『Passeio Das Virtudes』をリリースした。このバンドはこれまでにOptimus AliveやRock In Rio Lisbonなど数々のフェスティバルに出演してきたが、Ribeiroは別名義でも活動を展開している。GPU Panic名義ではエレクトロニック・ミュージックに挑んでおり、テクノのフォーマットを用いながら「Tanger」のようなデジタルバラードや「Lost My Wallet」のようなパーカッシブなエクスペリメンタル・ミュージックも手がけている他、UhAhUh名義ではコンパクトなサイケデリックサウンドを披露している。ポルト音楽院で学んだ彼は、様々なスタイルを消化しており、自分の音楽はひと言では言い表せないとしているが、その雑食性こそが彼の音楽の特徴だ。

 

36:Julián Mayorga

https://soundcloud.com/julianmayorga

 

コロンビア出身のシンガーソングライターのJulián Mayorgaは、12歳の時に手書きのCharly Garcíaの楽曲のギターの譜面を渡された。彼は当時ギターの演奏方法を知らず、むしろ所有さえしていなかったが、数ヶ月間に渡りその手書きの譜面を大切に持ち歩き、ギターを目にする度に試奏していた。その後、彼は急速に成長を遂げ、2012年にLætitia Sadierのオープニングアクトを務めた他、2014年には自作のシンセサイザーを使用したデビューアルバム『Atlas』をリリースした。マドリッドで電子音響とアルゴリズム作曲法の修士課程を修了したMayorgaは、2010年から本人名義で数々の音楽をリリースしている。