十月 28

Red Bull Music Academy Presents LOST IN KARAOKE 2015  

昨年10月から1ヶ月に渡り開催された『Red Bull Music Academy Tokyo 2014』。世界中から集まったアカデミー参加者やレクチャー講師、スタジオチューターたちが、26にも及ぶイベントに出演し、東京の街を最先端のカルチャー一色に染めたことは記憶に新しい。あれから1年。すでにパリにて開催中のアカデミーを目前に、1年前と全く同日の10月22日、『LOST IN KARAOKE』を再び開催。昨年はアカデミー参加者など国際色豊かだったが、今回は国内外で活躍する日本を代表する全28組の強力ラインナップでカラオケ館上野本店をジャックした。

 

今回もスペシャルサイトから各部屋のパフォーマンスが全世界へライブストリーミング配信されることに加え、今回、サカナクション主催のNFがキュレーションを務める『NF Room』は、クロスデバイス社が開発した360°ライブソリューション『idoga-live』を使用したパノラマライブ限定配信を世界に先駆けて行うという、画期的な試みも行われた。

 

20時と同時に全部屋のパフォーマンスが一斉にスタートし、怒涛の3時間が始まる。民族音楽をメインとする『ETHNO ECHO Room』では、DJ ShhhhhからボアダムスのEYヨへ、そしてディジュリドゥ奏者のGOMA、タブラ奏者のU-zhaanのセッションへ。

 

 

 

『CAPTAIN VINYL Room』では、DJ MUROからhiroshi FUJIWARA+INO hidefumiのライブ、そしてDJ NORIという、シーンを牽引する大御所たちを一度に目の当たりにする貴重なラインナップとなった

 

 

 

 

若手実力派を揃えた『JUVENILE POP Room』では、Qrionから一変、昨年に続き独特の衣装に身を包み、生花パフォーマンスを行うSeiho、今年パリのアカデミーに参加する三宅亮太がCRYSTALで参加、アカデミーでは先輩となるEmufuckaも迫力のアクトを披露した。

 

 

 

 

 

“ノイズ部屋”と称される『STATIC CHANNEL Room』では、空間現代によるアーティスティックかつストイックなライブパフォーマンスに始まり謎のユニット、Absolutely Amateurへ、そしてHair Stylisticの超絶ライブが展開。

 

 

 

『Maltine × JACK Room』では、今年10周年を迎えるにふさわしいレーベルを代表するミュージシャンたちが、縦横無尽にカラオケ部屋を遊び尽くした。

 

 

 

 

そして、サカナクション主催のNFがキュレーションを務める『NF Room』は、AOKI takamasaとICHIRO YAMAGUCHIによる息のあったパフォーマンスから、昨年のアカデミーでは巨大シンセサイザーを作り、レクチャーも行った、Daito ManabeがSetsuya KurotakiとRhizomatiks ResearchとしてDJを披露。フィナーレはGOCOOによる圧巻のパーカッションライブをバックに、スニーカーでコスチュームをクリエイトするインタレーションが繰り広げられた。

 

 

 

 

 

音楽、アート、テクノロジー、すべてのジャンルにおいて、日本を代表するクリエイターたちがカラオケ館へと集まったこの一夜。アカデミー東京開催のレガシーを引き継ぎつつ、現在開催中のパリ、さらには未来のアカデミーへの期待も確信できるイベントとなったに違いない。