一月 27

フルメタル・ジャケット!

ヘビーメタルへの忠誠を示すジャケットを集めたフォトプロジェクト

by Peter Beste

 

Peter Besteによるヘビーメタルをテーマにした最新フォトプロジェクトを本人の言葉と写真と共に紹介する。

 

「僕は小さな頃から、ヘビーメタルカルチャーに強く惹かれていたんだ。大学卒業後、僕は長期の撮影プロジェクトに着手して、数年間に渡りノルウェーを訪れた。そして、その期間に撮影した写真をまとめた『True Norweigian Black Metal』を2008年に出版したんだ」

 

「米国での少年時代やノルウェーでの撮影を通じて僕が目にしてきたヘビーメタルカルチャーにおいて、最も個人差が生まれる興味深い対象のひとつが、バトルジャケット(別称:カット/カットオフ)なんだ。皮肉なことにこのカット(Kutte 注1)という言葉はドイツ語で修道衣を意味する」

 

「ヘビーメタルファンが身にまとうこのジャケットは修道衣と同じで、着ている人のアーティスト性や主義主張を定義づける、非常にパーソナルで崇高なアイテムなんだよ。僕はヘビーメタルとは無関係のいくつかのプロジェクトに数年関わったあと、この世界に再び舞い戻ったんだ。このユニークなジャケットの写真を通じてヘビーメタルカルチャーを伝える写真集を作ろうと思っている。今回紹介しているのはその一部だよ(注2)」

 

注1

カットは所属と忠誠を象徴するアイテムとして、モーターサイクルギャングなどにも使用されている。近年では米テレビシリーズ『サン・オブ・アナーキー』などで使用方法や意味が確認できる。

 

注2

フォトクレジットは「所有者 / 撮影地」。括弧内は所属バンド名。

 

Yaya / メキシコシティ

 

Satanik Grizzly(Hellhunter) / サンフランシスコ

 

Mark Schwartz / シアトル

 

Maiden Vest by “Z” / ポートランド

 

Schtacie Machete / スタテンアイランド

 

Dave La Roxxx / サンノゼ

 

Jack Rogers(Visigoth) / ポートランド

 

Made Smith / ソルトレイクシティ

 

Schtacie Machete / スタテンアイランド

 

Hector / ロサンゼルス

 

Shiny / シアトル

 

Jonas Skullrusher / オスロ

 

Mirko Scarpa / オスロ

 

所有者不明 / サンディエゴ

 

所有者不明 / サンディエゴ

 

Michael Torres(Nomads) / ロサンゼルス