七月 10

beat:repeat NYC (日本語字幕)

エピソード8: Blondie (ブロンディ) - Heart Of Glass

ブロンディの “ハート・オブ・グラス”が大ヒットした当時、人びとはそれを”セルアウト”と呼んでいた。ギタリストで作曲家のクリス・シュタインはそれをものともせず、確信を持っていた。ダンス、ラップ、レゲエに女性グループの要素を取り入れ、ブロンディは世間に新たな波を投入したのである。本エピソードでは、クリス・シュタインがかつては彼も居住を構えた、ダークでザラザラしたNY時代に想いを馳せながら、ブロンディのヒットチャートとなった名曲の複雑なテクニカルプロセスについてを語る。

 

 

エピソード7: Man Parrish (マン・パリッシュ) - Boogie Down(Bronx)

ヒップホップとエレクトロ界で常軌を逸した男、マン・パリッシュ。彼のヒット曲の中には、ポルノ映画『Heatstroke』のサウンドトラックもある。しかしマドンナが前座を務めていたスタジオ54での活躍前に、彼は密かに”ブギーダウン・ブロンクス”という名曲を生み出していたのである。それもマンハッタンにある彼のアパートにて驚異の早さで。本エピソードでは、808の解説を組み込みながら、マン・パリッシュ、ジョン・カーター両者が名曲についての貴重なストーリーを語る。

 

 

エピソード6: Le Tigre (ル・ティグラ) - Deceptacon

多く人がドラムマシーンを未来の、テクノロジーの理想郷を奏でるものとして使用する中、ル・ティグラはチープなサウンドを求めドラムマシーンを使用していた。本エピソードでは、ジョハンナ・フェイトマンが、Alesis HR-16Bが持つ、開放的で自由なクオリティの”フューチャー” テクノロジーについて語り、ダンスパンク クラシックの元となった貴重な手書きのプログラム表を披露する。

 

 

エピソード5: Afrika Bambaataa (アフリカ・バンバータ) - Looking for the Perfect Beat

”プラネット・ロック”のプロデューサーたちが世に放った、アフリカ・バンバータとソウルソニック・フォースの”ルッキング・フォー・ザ・パーフェクト・ビート”は世間の度肝を抜いた。アーサー・ベーカーとジョン・ロビーは6ヶ月かけ、”ルッキング・フォー・ザ・パーフェクト・ビート”をあらゆるスタイルへと変化させることにより、808 Odysseyの新たな可能性を見せつけた。 

 

 

エピソード4: Anthrax (アンスラックス) - I Am The Law

1986年、NYのバンド、アンスラックスは “アイ・アム・ザ・ロー” というスラッシュ怪獣を世に放った。本エピソードでは、アンスラックスのドラマー、チャーリー.ベナンテが<ニンジャ・チューン>のプロデューサー、リー・バノンと出会い、曲のコアである”ビート”を見事に変貌させる。ベナンテの獰猛なライブ・ドラミングを、ドラムマシーンが如何に変貌させるのか。バノンがAKAI MPC Renaissanceを使用して証明する。

 

 

 

エピソード3: Mtume (エムトゥーメイ) - Juicey Fruit

そのミニマルなサウンドにも関わらず、エムトゥーメイは80年代に登場した、最も華やかなファンク&ソウル グループのひとつであった。彼らの名曲"ジューシー フルーツ”は何年にも渡りサンプリングされ、その中でも顕著に知れ渡った曲がノトーリアス BIGによる”ジューシー"であった。本エピソードでは、エムトゥーメイがボクジングとリズムの重要な関係性について語ったあと、ダ・ビートマイナーズのイーヴィル・ディーが"ジューシー フルーツ”を再度サンプリングし、彼のスキルとヒップホップの名機のひとつ"SP-1200”を紹介する。

 

 

エピソード2: Suicide (スーサイド)- Frankie Teardrop

聖牛さえ[自殺:SUICIDE]を恐れる。悪の革命家、アラン・ヴェガとマーティン・レヴ。ドラム、悲鳴、そして殺意が名曲"フランキー・ティアドロップ”を生み出した。本エピソードでは、ドラムマシーンの名曲から40年以上たった今、マーティン・レヴが、ゼノ&オークランダーと "フランキー・ティアドロップ”について語り、<ゴーストリー・インターナショナル> のデュオがトラックに新しい息を吹き込む様子を紹介。

 

 

エピソード1: Peech Boys (ピーチ・ボーイズ) - Don’t Make Me Wait

70年代後半は、空前のディスコブームの時代だった。信者たちはこぞって、ラリー・レヴァンのパラダイスガレージを始めとするアンダーグラウンド・ダンスシーンへと傾倒した。1981年にこの伝説的なNYのクラブにて初のバンド、ピーチ・ボーイズが誕生した。そして翌年世に送り出されたのが、リンドラムを使用し、ゴスペル色が加わったかの名曲 ”ドント・メイク・ミー・ウェイト”である。本エピソードでは、ピーチ・ボーイズのキーボード奏者マイケル・デ・ベネディクタスが、ラリー・レヴァンとの貴重な楽曲制作秘話について語る。教会のオルガンが奏でるファンキーな ”ドント・メイク・ミー・ウェイト”も必見。

 

 

 

beat:repeat NYC teser 

2014年に公開され世界中で大反響を呼んだ、Red Bull Music Academyの映像シリーズ『beat:repeat』。


 今回、全8話を日本語字幕付きで公開決定。7/14(火)より8週に渡り、毎週火曜日18時に、RBMA日本公式サイトにて公開。

 『beat:repeat NYC』は、NYのアイコン的存在とも言える楽曲と、それを支えるドラムマシーンに焦点を当てたドキュメンタリー。各エピソードでは、Blondie (ブロンディ)のChris Stein(クリス・ステイン)、ヒップホップのパイオニア、Arthur Baker(アーサー・ベイカー)、Le Tigre(ル・ティグラ)のJohanna Fateman(ジョハンナ・フェイトマン)、<Ninja Tune>の Lee Bannon(リー・バノン)らが、ビートとそれにまつわるストーリー、そして名曲が生まれるインスピレーションの瞬間についてを語る。

 ディスコからダンスパンク、スラッシュメタルからヒップホップまで。『beat:repeat NYC』は、あらゆるサウンド、ドラムマシーン、そしてバラエティ豊かなパーソナリティを網羅し、まるでNYそのものを体現しているかのようなドキュメンタリーとなっている。

まずは予告編をご覧ください。

 

 

『beat:repeat NYC(全8話)』
7月14日(火)18時- エピソード1: Peech Boys (ピーチ・ボーイズ) - Don’t Make Me Wait
7月21日(火)18時- エピソード2: Suicide (スーサイド)- Frankie Teardrop
7月28日(火)18時- エピソード3: Mtume (エムトゥーメイ) - Juicey Fruit
8月 4日 (火)18時- エピソード4: Anthrax (アンスラックス) - I Am The Law
8月11日(火)18時- エピソード5: Afrika Bambaataa (アフリカ・バンバータ) - Looking for the Perfect Beat
8月18日(火)18時- エピソード6: Le Tigre (ル・ティグラ) - Deceptacon
8月25日(火)18時- エピソード7: Man Parrish (マン・パリッシュ) - Boogie Down(Bronx)
9月 1日(火)18時- エピソード8: Blondie (ブロンディ) - Heart Of Glass